【恵方巻】気をつけておきたいルール
こんにちは!マインです。
2月3日は節分!
と同時に『恵方巻』を食べる日になってます。
昔からあるのかと思いきや実は一部地域で行われていた習慣で全国的には歴史は浅く、1990年代に広まったとされています。
なぜ恵方巻が広まったのか。気をつけておきたい食べ方のルールとは。
このあたりを解説していこうと思います!
【目次】
2.方角の決め方
3.食べる際に気をつけておきたいルール
4.恵方巻具材について
節分といえば恵方巻。どこのスーパーでも取り扱いがあり冬の一大イベントになっています。
恵方巻を食べる起源は江戸時代から明治時代にかけて大阪の一部地域で始まったと言われており、商売繁盛や節分を祝うことから習慣付いたと言われています。
ただしこれを全国規模に広めたのが、あのセブンイレブンでした。
歴史は浅く、1989年広島県のとあるセブンイレブンの店舗で「節分に太巻きをどうぞ」というイベントを打ち出したのが始まりとされています。関西出身のオーナーが大阪では節分に太巻きを食べる習慣に着想を得たとされています。
のちの2000年頃には、スーパーやコンビニ各チェーンが追従していきさらに全国へ広まっていきました。
2.方角の決め方
恵みのある方角とかいて、恵方。
恵方とは、歳徳神という神様のいる場所を指すと言われています。
歳徳神とは陰陽道という考え方で、その年の福徳を司る神様と言われています。
歳徳神のいる方角が毎年変わってくるので、それに伴い恵方の方角も変わっていきます。
恵方は四方(東西南北)と十干との組み合わせにより決められます。
十干とは甲・乙・丙・丁・戊・己・丙・辛・壬・癸(こう おつ へい てい ぼ き こう しん じん き) の事を指しています。
その方角に向かって事を行うと良いとされており、恵方巻の節分時だけでなく、初詣も恵方の方角の神社に参拝することも良いとされています。
今年の恵方は「北北西」です。スマホで簡単に調べられるので試してみましょう!
3.食べる際に気をつけておきたいルール
恵方巻を食べる際に注意しておきたい点をまとめておきます。
認識が間違っていないかチェックしてみましょう!
●方角を確認する。
恵みに方角で恵方。縁のある方角を確認しましょう。
●願い事を決めたら、無言で食べる。
話をしてはいけません。途中で話すとご利益が逃げてしまうとされています。
願い事を考えながら、ひたすらに食べましょう。
●一本を口から離さず、一気に食べる。
カットして食べてしまうと縁が切れてしまうとされていますので注意!
とはいえお子さんや女性の方では太巻き一本食べるのも難しい方もいると思います。
そんな時は、細巻きやハーフサイズなど食べやすいものを用意するといいでしょう。
4.恵方巻の具材について
恵方巻きには、七福神にあやかって海の幸や山の幸など、豪華な7種類の具材を入れることが主流です。
●かんぴょう
カルシウム・カリウム・リン・鉄分など含まれていますが、食物繊維が豊かで注目されています。細くて長い形から「長生きできるように」、つまりは長寿という意味で使われています。
●しいたけ煮
しいたけのかさが陣笠に似ていることから、身を守ってくれるというわけです。
●伊達巻、厚焼き卵
おせちやお祝いの際にもよく使われる伊達巻。卵の黄色が黄金に通じることから金運を連想させ、縁起の良い食べ物とされています。
●うなぎor穴子
古くから縁起の良い食べ物とされています。うなぎのぼりという言葉も存在しますよね!また、うなぎの姿が細くて長いことからもかんぴょうと同じく長寿を意味しています。
ただこのうなぎは価格が高く、代用で穴子を使うケースも増えています。
スーパーやコンビニの恵方巻では穴子を使うケースがほとんどですね!
●桜でんぶ
得体の知れない桜でんぶ。実は鯛などの白身魚をほぐし、着色したものになっています。見た目が鮮やかで、原料の鯛が「めでたい」という語呂的な意味もあり、縁起が良いものとされています。
●エビ
エビは長寿の象徴としてよく知られています。曲がった体に立派な髭からもわかる通りです。
そんなエビも脱皮を繰り返し、成長することから「新しく生まれ変わる」という意味合いもあります。体の色も紅白になっており、目が飛び出していることから「めでたし」という意味からも縁起の良い食材とされています。
●きゅうり
縁起の良いものなのと疑問に思われるかもしれませんが、「九の利を得られる」ということご利益のある食べ物とされています。
お気づきかと思いますが、割と語呂的に縁起が良いものとされるケースが多いです!
いかがでしたでしょうか。
今年の方角は北北西なのでお間違いなく!
今年一年の幸運を願って「黙食」しましょう!
それではまた!