知らないと損?!胡椒の使い分け
こんにちは!マインです!
皆さん胡椒は使いますか?
良く使われているのに詳しく知らないと思い自分なりに情報収集してみました。
今回は万能調味料『胡椒』について触れていきます。
この記事を見ると胡椒の使い分けを学べ、料理のレパートリーが一段と上がると思います。
ぜひ最後までご覧になって下さいね!
【目次】
・胡椒とは
・胡椒の効果
・胡椒の種類と使い分け
この記事でわかること
・胡椒の歴史 金と同等の価値だった!?
・胡椒の驚くべき効能
・胡椒の色の違いと料理による使い分け
●胡椒とは
胡椒と食材の下味や臭み消しなどに使われる万能調味料です。
歴史は古く、紀元前500年前のインドで生産された胡椒が古代ギリシャで医薬品、食用として使用されていたことがわかっています。
のちの中世ヨーロッパ、大航海時代では高価なものと認識され、入手する難しさから金と同等の価値で取引されていたこともあったようです。胡椒一粒は黄金一粒と言われていたそうです。それは胡椒のもつ殺菌効果や防腐作用があることから、冷蔵技術のない時代において非常に貴重な調味料として扱われていました。
日本には奈良時代の8世紀ごろに伝わったとされています。
伝来当初は生薬として使用されていましたが、平安時代には香辛料として使用されるようになったと言われています。
●胡椒の効果
辛み成分の一種である「ピぺリン」という成分がさまざまな効果を発揮します。
・消化機能向上、食欲増進
ピぺリンにより脾臓の消化酵素を刺激してくれる働きがあり、消化機能の向上が期待されます。消化機能が向上すると食用の増進にもつながります。
・冷え性、こりの解消
ピぺリンには、毛細血管を拡張させる働きがあると言われています。
血行促進させると血流が良くなり体温が上昇、冷え性や肩こりが解消されると言われています。
・アンチエイジング効果
肌の老化は、紫外線やストレス、喫煙による酸化からとされています。
これに対し胡椒に含まれる、ピぺリン、ポリフェノールは抗酸化作用働くとされています。
・ダイエット効果
ピぺリンによる交感神経が作用されることにより、アドレナリンが分泌されます。
血行を促進し、代謝が上がるのでエネルギーを消費しやすい体になります。
あくまで消費しやすい体になるだけですので、加えて適度な運動を挟むと良いでしょう!
●胡椒の種類と使い分け
ここで皆さんに衝撃の事実を。
ホワイト、ブラック、ピンク、グリーンと胡椒にはさまざまな種類がありますが、実は全て同じ原料だということ。
ここまで見た目が異なるのには、収穫のタイミングと加工に違いがあるからです。それではそれぞれ見ていきましょう。
一般的に胡椒をイメージするのは白い故障ではないでしょうか。胡椒は緑色の実から完熟すると、赤色になります。ホワイトペッパーは赤く完熟した状態で採取されます。
その実を1週間かけて水に浸して発酵させて、外の殻を向いて乾燥させてものを言います。
特徴としては、ブラックペッパーより辛味が弱いので比較的どの料理にも合わせることができますが、魚料理との相性が良いです。料理に胡椒の色をつけたくない時に使用すると良いと思います。例えば、シチューやポタージュなどに使用する機会が多いのが特徴です。
・ブラックペッパー
反対にブラックペッパーは赤く完熟する前の緑色の身の状態で採取されます。
それを長時間かけて天日干しさせたものを言います。特徴としては、香りは少ないが一番辛味が強いです。肉料理や味付けの濃い料理に合わせるとブラックペッパーのワイルドな風味が引き立つでしょう。
・ピンクペッパー
ピンクペッパーは完熟させたもの採取し、外の殻をつけたまま乾燥させたものになります。
外の殻を剥くとホワイトペッパーになります。味わいは一番まろやかな辛味になります。
主に彩りとしてトッピングするケースが多いです。
・グリーンペッパー
グリーンペッパーには次の二種類の方法があります。
・完熟前の緑色の実をさっと茹でてから、塩漬けしたもの
・完熟前の緑色の実を低温で短時間乾燥させたもの
味わいは爽やかな辛味で肉、魚のどちらにも合わせることができます。柑橘系との相性が良いです。
●まとめ
胡椒に含まれる成分「ピぺリン」により、消化機能、冷え性、こりの解消、アンチエイジング効果、ダイエット効果が期待されます。
胡椒の原料は同じで収穫のタイミングや加工によって色が異なります。
⇨ 魚料理。色を付けたくない料理に。
ブラックペッパー
⇨ 肉料理や濃い味付けの料理に。一番辛味が強い。
ピンクペッパー
⇨ 彩りに!辛味は少なくマイルド。
グリーンペッパー
⇨ 爽やかな辛味。肉魚どちらも可。柑橘系に合わせると◎
いかがでしたでしょうか。
胡椒という身近な調味料ですが、知らないこともたくさんあったのではないでしょうか。
是非胡椒を使用する際に、参考にしてみて下さい!
それでは、また!